
人々
しまんと西土佐に住んでいる老若男女のお仕事や日々のくらしをお伝えします。
西土佐大陸:地域に思いを寄せる小さな町のパン屋さん店主『佐竹智代さん』
四万十川のほとりでひっそりと体に優しいパンを焼いている人がいます。
四万十市、西土佐在住。佐竹智代さん。
地元の人は「宮地」と呼ぶこの地域で、無添加・国産小麦にこだわる西土佐唯一のパン屋を営んでいます。
予約でパンを注文されるほど、地域に愛されるパン屋さんです。

開店のきっかけは「自分達が働く場所は自分達でつくろう」
いったん西土佐を離れた時期もあったが、子どもが小学生になるころに、西土佐へ戻ってきた。パートをするのは何か違う、と思い十和にいる友達と一緒に「自分達が働く場所は自分達でつくろう」と思っていた。その頃大正地区のパン屋がどうやら大繁盛しているらしい、と聞きつけた。そこで、宇和島のパンの先生のところに1年半ほど習いに通い、パン屋を開業。
現在パン屋があるその場所は、智代さんの実家が代々旅館業を営んでいたので朝食にパンを出す旅館をやってみては?との意見もあったそう。しかし智代さんは時代の流れとともに変化していく地域の中でパン屋一本で営むことを選んだ。
宇和島で習ったのはドライイーストで作るパン。お店の主なパンは生イーストを使っている。酵母パンは独学で学んだそう。私の好きなのは酵母を使ったタイプで、こちらはプレーンとクルミ入りの2種類がある。素材のおいしさがわかるシンプルなそのパンは、そのままでも、クリームチーズなどと一緒に食べるのもおススメ。


関心ごとは地域づくり
目下心配事は、“地域づくり“とのこと。「だんだん地域の人が少なくなって…。宮地(パン屋がある地域の名称)は「銀座通り」というぐらい昔は活気があったのだけど。」駅も近いし、旅館も数件並んでいて、ひとの流れがある地域で『よそから来た人が根付く地域だった』といったのは旅館を営んでいたお母さんの言葉だそう。西土佐には外からピンポイントで地域に住み着き、地域の為に頑張ってくれる人が度々現れる。これから新しい風が吹いてくるのを期待している、とのこと。
パン屋の将来より、地域の発展や地域の課題に心を寄せる、パン屋の智代さんがつくるパン。
週末は道の駅に商品が並びます。一度食べてみてはいかがですか?
担当:四万十市地域おこし協力隊 水上さよ子
お問い合わせ
どんぐりはうす
- 四万十市西土佐江川﨑214
- TEL:0880-52-1004












