• 天然

鮎市場に出荷される天然の鮎やうなぎ、川エビや、川の状況や日々のできごとをお伝えしていきます。

四万十川西部漁業協同組合 鮎市場 市場長 平野 三智
2026.04.25

ウナギ①

四万十川のウナギの漁期は4月〜9月。4月はまだ川の水も冷たく、足を入れるだけでも震えます。

だけど、ウナギ漁師たちは震えながらも川に入り、夕方仕掛けをつけては早朝それを揚げに行く。「好きやねぇ〜」と周りに言われながら。

そんなに頑張っても、まだ水が冷たい時期はほとんどウナギはとれないのだけれど、それでも行かずにはいられない。解禁を楽しみに待ってやっと漁が出来ることが楽しいのです。好きやねぇ〜です、本当に。

西土佐地域では、8月に入る頃までははえ縄漁という漁法が主流。夏本番が近づくと、コロバシ漁でとる人も増えてきます。

はえ縄漁は、ウナギが好きなハヤンボ(ウグイやオイカワやカワムツなど)や川エビを餌に使うのが理想なのですが、どちらもなかなかとれない魚種になっています。数年前までは、子どもでもいっくらでも釣れてたハヤンボが、とるのに苦労する魚になってしまいました。何でやろ?何かにバクバク食べられてるのかな。。。なので、はえ縄の餌はミミズがほとんど。ミミズを食べると知ってウナギが食べられなくなった人もいます。。。お気の毒に。

しかし、そのミミズも今やとるのに一苦労!ウナギ漁師から「鮎市場でミミズ飼育して売ってくれ」と頼まれたこともあるくらいです。丁重にお断りしました。

全国の市場に出回るウナギの中で、天然ウナギが扱われるのはわずか1%未満。99%以上は養殖ウナギ。そんな貴重な天然ウナギがこの四万十川に活きていて、餌に苦労しながらも漁をする人が生きている。それを身近で見られる場所に、私はいるのでした。

つづく

鮎市場 平野三智


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西土佐鮎市場

2026.03.10

薪風呂

西土佐地域では、お風呂を薪で沸かす家が結構あります。私の住宅のお隣も、そのまたお隣も薪風呂。

私の職場の同僚は4人いますが、ちーちゃんも、わかさんも薪風呂、あゆみちゃんも実家の薪風呂に毎日入りに行ってます。

4人中3人が薪風呂生活。古い人間が多いから、とも言えず。

みんなが声を揃えて「面倒くさくても、やっぱり薪風呂じゃないといかん!」と言います。体の芯までぬくもって気持ちが良いし、寝つきもよく元気の源になっているようです。ちーちゃんは、山師のおんちゃんや製材所の知り合いに「風呂の焚き付けにいらんか〜?」と言われると、「ちょーだーいっ」と嬉しそうです。焚き付けになる材木に、目がないの。

薪風呂も薪ストーブもそうですが、自然のエネルギーを当たり前のように取り込む暮らしが根付いている、そんな西土佐がいいな〜と思います。

休みの日に薪割りをするおんちゃんの姿も、夕暮れ時に風呂を沸かしてるおばちゃんの姿も、とてものどか。

ちなみに私は、年中シャワー派。。。

鮎市場 平野三智