
人々
しまんと西土佐に住んでいる老若男女のお仕事や日々のくらしをお伝えします。
西土佐の栗が人気の『ぽっぽ栗』になるまで|商工会との出会いが転機に
西土佐地域ではイベントや道の駅などでお馴染みの西土佐ぽっぽ栗。
代表の田辺さんがどのようにして、ぽっぽ栗販売することになったかをご紹介します!

キッカケは商工会
栗の販売のみに頼るのではなく、ほかの収入源を確保したい…。 そこで商工会へ相談を持ちかけた。
すると、スタッフが他の栗の産地で販売している焼き栗用の機械の導入を提案してくれた。そして、実際に機械を見に行こう、と一緒に産地へ出向いてくれた。
ところが、現地の機械には、西土佐の栗は大きすぎて、そのままでは導入できないことが判明…。
しかし、逆に西土佐の栗の紹介に繋がり、栗の新たな販路拡大につながった!
ぽっぽ栗販売へ
結局、機械の大きさに合う栗を使用することでぽっぽ栗販売が実現した。
「ぽっぽ栗」というユニークな名前は、焼き栗用の機械が蒸気機関車のような外観をしていたことに由来しているという。現在は機械を4台保有しており、地方でイベントがある時は、機械と共にあちこちへ出張する。 毎年参加する北海道のイベントでは、鮎の塩焼きと共に大好評だという。


手塩にかけて栗を育てる
栗の栽培で最も大変なのは、毎年の剪定作業だという。
田辺さんは、「ぽっぽ栗として販売する栗の原料は、自身の育てた栗であること」 というこだわりを持ちながら、
毎年出店を続けています。

田辺さんの栗のお話をもっと聞きたい方には…
『四万十市西土佐 栗づくしワークショップ』 2026年9月30日(水)開催‼️
ぽっぽ栗の田辺さんのガイドで栗収穫体験が出来ます。ぜひご参加ください!
詳しくは、西土佐商工会。
今後の「ぽっぽ栗」出店予定(2026年)
北海道 9月19、20、21日
高知 十和の栗まつり(四万十町) 9月26、27日
東京 新橋SL広場 10月28日
銀座 まるごと高知 10月29日
※ご注意ください! 各会場2日目は早くに品切れの可能性もあるため午前の来店がお勧めです。
西土佐の「美味しい」を全国へ!山問屋から始まった裕美さんが歩んだ軌跡
ストローベイルSANKANYAは地域で有名なケーキ屋さん。
裕美さんはそこで毎日ケーキを焼いています。月1回はケーキバイキングも開催しており、西土佐内外から多くのお客様にお越しいただいています。
実は、最初はケーキ屋さんではなく“四万十の山問屋”が始まりでした。
ストローベイルSANKANYAができるまで
当初、旧西土佐村役場(現・四万十市役所 西土佐総合支所)の職員だった頃、いちごようかんの開発を手がけた裕美さんは、西土佐の特産品開発の特命を受け、山間米を開発しました(平成12~13年ごろ)。なかでも山間米は、東京日本橋の三越で対面販売や、イベント販売等されるほど大好評だったといいます。
その後、地元にあるゆずを使った何か出来ないか、との思いから、四万十ゆずのドレッシングや四万十ゆずの焼肉のタレをフードコーディネーターと共同開発(平成16年ごろ)。
そして、無人の良心市がふるさと市組合となり、産直市として営業されていましたが、交流人口の増を図りたいと、“西土佐で獲れた産品を必ず1つは使うこと”をコンセプトとしたケーキ屋ストローベイルSANKANYAを開業します(平成21年)。
平成28年には道の駅よって西土佐が開業し、三位一体、産直、漁協、ケーキ屋をかかげました。そこでSANKANYAもテナントとして入ることになりました。この頃から息子の夢之進さんも業務に参加しています。

引き継がれるコンセプト 西土佐のモノに光をあてていく
山間屋は創業当時から「西土佐地域のモノを使い、西土佐のモノに光をあてていく」という強い想いを持っています。そのコンセプトは今も変わらず引き継がれています。
この夏、江川崎や四万十川へ来られる方は、ぜひ道の駅よって西土佐のストローベイルSANKANYAへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
地域おこし協力隊 水上
お問い合わせ
ストローベイルSANKANYA
- 〒787-1601 高知県四万十市西土佐江川崎2410-3 道の駅よって西土佐内
- TEL:0880-31-6070
- URL:https://sankanya.net/
四万十の犬・猫の幸せを願う美容師さん
愛美容室 谷岡 舞さん
四万十市西土佐には、家族で営む地域密着の美容室「愛美容室」がある。店主と二人の娘さんで日々お客さまを迎えており、長女の舞さんもその一人だ。舞さんは一度市外で美容師として働いた後西土佐へ戻り、現在は同店で勤務している。

舞さんは美容師としての仕事と並行して、地域の猫活動にも取り組んでいる。
自宅でも妹さんが保護犬を飼育しており、時折店先に姿を見せることがある。人に慣れにくい様子から、過去に辛い経験があった可能性があり、安心して暮らせない犬や猫がいる現状を感じさせる。
猫活動を始めたきっかけは、自宅に訪れる猫が生んだ子猫を保護しているうちに周りから頼られるようになり、保護する猫が自然と増えていったためである。仕事の後は、2か所に分けて保護している猫たちの世話を続けている。また、地域の10人ほどいるボランティアさんと連絡を取りながら野良猫を捕獲して去勢手術を行っている。その活動は、Instagram「まいねこ」でも紹介している。


最後に舞さんから猫好きの皆さんへ:
「身近に野良猫を見かけた方は、手術までのアドバイスを行いますので「まいねこ」までぜひ
ご相談ください!」
地域の犬や猫が安心して暮らせる環境づくりに取り組みながら、舞さんは美容室でお客さまに穏やかな時間を届けている。

「まいねこ」の活動はこちらから
お問い合わせ
愛美容室
- 〒787-1601 高知県四万十市西土佐江川崎2480-5
- TEL:0880-52-1302
笑顔をつなぐ 四万十の花街道物語
JR予土線・窪川駅から四万十市西土佐方面へ車を走らせると、山や川の景色がより深まり、四万十川の蛇行とともに旅が始まる。
西土佐地域に入り、間もなくすると長生(ながおい)沈下橋付近から続く桜並木は、春には道の両側から桜が枝を広げ、まるで「花のトンネル」をくぐっているような心地よい景色が広がり、自然と笑顔になってくる。

この美しい景観を守り続けているのは、竹村綜合建設の金谷社長である。
かつての四万十川漁協連合会長の想いを継ぎ、「四万十川沿いの桜を40,010(しまんと)本にする」という壮大な目標を掲げ、日々管理に励んでいる。

その活動は桜に留まらず、片側1.7km、両側で3.4kmに及ぶ「花街道」には、梅、ツツジ、年に二度咲くバラ、初夏にはアジサイ、秋のモミジ等が植えられ、四季折々の表情で訪れる人を笑顔にしている。また、西土佐の中心地・江川崎の花壇も地域の皆様と協力して整備するなど、その想いは隅々にまで行き届いている。
こうした風景づくりは、金谷社長の「地域の暮らしに寄り添う」という仕事の原点と深く結びついている。「今この地域に足りないものは何か」を常に問い、建設業を核に、介護、家庭から出るごみの収集運搬、産業廃棄物処理場、警備など多岐にわたる事業を展開。地域の困りごとに向き合う、一貫した信念に基づいている。
「西土佐を良くしたい、ここに暮らす人々を守りたい」
その答えを探し続ける金谷社長の挑戦は、四万十の美しい風景とともに、今日も力強く続いている。
アジサイについてはこちらもご参照ください:朝日新聞2021.6より
「現代の花咲かおじさん」四万十川を紫陽花色に染める [高知県]:朝日新聞


担当:四万十市地域おこし協力隊 水上さよ子
お問い合わせ
有限会社竹村綜合建設
- 〒787-1601 高知県四万十市西土佐江川崎1958
- TEL:0880-52-1521
- URL:http://www.takemurasogo.ecnet.jp/gaiyou.htm
西土佐大陸:地域に思いを寄せる小さな町のパン屋さん店主『佐竹智代さん』
四万十川のほとりでひっそりと体に優しいパンを焼いている人がいます。
四万十市、西土佐在住。佐竹智代さん。
地元の人は「宮地」と呼ぶこの地域で、無添加・国産小麦にこだわる西土佐唯一のパン屋を営んでいます。
予約でパンを注文されるほど、地域に愛されるパン屋さんです。

開店のきっかけは「自分達が働く場所は自分達でつくろう」
いったん西土佐を離れた時期もあったが、子どもが小学生になるころに、西土佐へ戻ってきた。パートをするのは何か違う、と思い十和にいる友達と一緒に「自分達が働く場所は自分達でつくろう」と思っていた。その頃大正地区のパン屋がどうやら大繁盛しているらしい、と聞きつけた。そこで、宇和島のパンの先生のところに1年半ほど習いに通い、パン屋を開業。
現在パン屋があるその場所は、智代さんの実家が代々旅館業を営んでいたので朝食にパンを出す旅館をやってみては?との意見もあったそう。しかし智代さんは時代の流れとともに変化していく地域の中でパン屋一本で営むことを選んだ。
宇和島で習ったのはドライイーストで作るパン。お店の主なパンは生イーストを使っている。酵母パンは独学で学んだそう。私の好きなのは酵母を使ったタイプで、こちらはプレーンとクルミ入りの2種類がある。素材のおいしさがわかるシンプルなそのパンは、そのままでも、クリームチーズなどと一緒に食べるのもおススメ。


関心ごとは地域づくり
目下心配事は、“地域づくり“とのこと。「だんだん地域の人が少なくなって…。宮地(パン屋がある地域の名称)は「銀座通り」というぐらい昔は活気があったのだけど。」駅も近いし、旅館も数件並んでいて、ひとの流れがある地域で『よそから来た人が根付く地域だった』といったのは旅館を営んでいたお母さんの言葉だそう。西土佐には外からピンポイントで地域に住み着き、地域の為に頑張ってくれる人が度々現れる。これから新しい風が吹いてくるのを期待している、とのこと。
パン屋の将来より、地域の発展や地域の課題に心を寄せる、パン屋の智代さんがつくるパン。
週末は道の駅に商品が並びます。一度食べてみてはいかがですか?
担当:四万十市地域おこし協力隊 水上さよ子
お問い合わせ
どんぐりはうす
- 四万十市西土佐江川﨑214
- TEL:0880-52-1004













