
星
星空の街に認定されているしまんと西土佐。ホテルに併設されている天体望遠鏡を覗くと見える満天の星のお話。
今月の星空 ~2026年9月~
楽しかった夏休みも終わり、2学期突入です。まだまだ残暑の厳しい日が続きますので、こまめに水分補給をおこない熱中症に気を付けて過ごしましょう!
さて、今月の星空は…

秋と言えばお月見、今年の中秋の名月(十五夜)は9月25日(金)です。「中秋の名月」とは、明治まで使用されていた月の満ち欠けを元にした「太陰太陽暦(旧暦)」の8月15日の夜に見える月のことをさします。
「秋ではなく夏では?」と思ってしまいますが、旧暦では7月~9月が秋であり、8月15日は秋の真ん中であるというところから「中秋」となったようです。
あれ?星図では満月は27日となっています。
実は、中秋の名月は満月であるとは限らないのです。理由は2つあります。
中秋の名月は旧暦8月1日から15日目の月と決まりますが、満月は太陽-地球-月の位置で決まります。新月の瞬間が1日のどの時刻で訪れるかによって、満月が15日からずれる場合があるためです。
もう一つは、月が地球の周りを回る軌道はきれいな円形ではなく楕円形になっているため、月の見かけのサイズは最遠時と最近時で1割ほどの違いがあります。

地球に近い時は、月が地球の周りを回るスピードが速くなり、遠い時は遅くなります。地球からの距離によって新月から満月になるまでのスピードが違うため、満月前や満月後に十五夜となります。
今年はわずかに欠けた月齢14の中秋の名月ですが、お天気が良ければ秋の空に浮かぶ美しいお月様を愛でてみてはいかがでしょう?

ホテル星羅四万十・四万十天文台
星憧アテンダント 谷 沙希
今月の星空 ~2026年8月~
先日、最高気温が13年ぶりに40℃を超えましたね。午前中、家族で近所のスーパーへ出かけた際、日射しが暑いを通り越しちょっと痛いと思ったのは気のせいかと思ったのですが、どうやら気のせいではなかったようでした。
こまめに水分補給を取ったり身体を冷やしたりするなど、熱中症にならないよう気を付けましょう!!
さて、今月の星空は…

毎年8月13日前後は、「ペルセウス座流星群」がピークを迎えます。
流星群とは、太陽系の小天体「彗星」から放出され、その軌道上に漂うちりが、地球の大気に多くぶつかり発光する現象ですが、このとき、空のある1点から流れてくるように見え、その方向にある星座の名前が流星群の名前として付けられます。
流れ星を多く見るコツは、
- 空がなるべく広く見渡せる安全な場所で
- 寝転がって
- キョロキョロせずに空を広くぼんやりと眺める
です。意外と3が、難易度が高いです。
流れ星見たさについついいろんな方向を見てしまいがち…よそ見をしている間に流れ星が流れることは、結構あるあるだったりします。
言うなれば、流れ星との根競べ…とはいえ、星空観察は修行ではありません。楽しく観察した次の日に体調を崩しては元も子もありませんので、無理のない範囲でゆったりとした気持ちで夜空をお楽しみください。
(蚊のレストランにならぬよう、虫よけ対策もお忘れなく!)
また、8月3日~16日まで、環境省主催の「夜空の明るさ調査」期間となっています。皆さんの目で、どれだけ星が見られるか、ぜひご自宅から見上げた夜空の明るさについて調べてみましょう☆
(000418373.pdf)※環境省 観察シート
★前回のクイズの答えは、「②」でした!天の川に釣り針…なんだか大物が釣れそうですね。ちなみに、南半球では「島を釣り上げた巨大な釣り針」というお話があるそうですよ!
ホテル星羅四万十・四万十天文台
星憧アテンダント 谷 沙希
今月の星空 ~2026年7月~

クイズの答え合わせは、ぜひ四万十天文台の天体観望会へ☆
と、いうことで今回は七夕のご紹介でした。
ちなみに、四万十市の友好都市である大阪府枚方市は「七夕伝説ゆかりのまち」となっています。枚方市を訪れた際に七夕スポットを巡ってみるのも面白そうですね。
さて、今月末には梅雨明けして七夕の星をはじめ夏の星座が見られるでしょうか。

20時ごろ、東の空に夏の星座の1等星3つからできる「夏の大三角」が見られます。ところで、「夏の大三角」のメンバーの星たちは、みんな白っぽい色をした星…プラネタリウムならボタンを押せば星の名前や星座絵などがでてきますが、実際の夜空では正直どれがどれなのかさっぱり…天体観望会でも「全部同じに見える…」と、思わず呟くお客様も。谷も激しく同意です!
では、ここで「夏の大三角」のメンバーの見分け方をご紹介しましょう!
①ベガ
七夕の「おりひめ星」にあたるのがこの星!天帝の娘なので、3つの星の中で一番明るい星です。
②デネブ
七夕のお話には出てこない、赤の他人の星です。2人の邪魔をしないようにこっそりと光り見守っているので、3つの星の中で一番暗い星です。
③アルタイル
七夕の「ひこぼし」にあたる星です。明るすぎず暗すぎない、3つの中で
ほどほどの明るさの星です。
星座早見盤では1等星はみな等しく同じサイズで表現されていますが、実際には1等星に分類される星の中でも明るさが違います。ぜひ1等星の明るさにも注目しながら探してみてください☆

- 前回のクイズの答えは、今月の「C」でした!今月のお話にも登場しましたね。さて、あとのお姫様がいらっしゃる場所、皆さんはわかりますか?
え?おとひめ様はお手洗いですって?違いますよー!(笑)
ホテル星羅四万十・四万十天文台
星憧アテンダント 谷 沙希
お問い合わせ
四万十市天体観測施設「四万十天文台」
- 〒787-1603 高知県四万十市土佐用井1101-5
- TEL:0880-52-2225
- URL:http://www.shimantostar.com/commentary.html
今月の星空 ~2026年6月~
梅雨…それは谷にとって耐え忍ぶシーズン…
理由は「星空が見られないから」…なので、夜に晴れると雪が積もって喜んで走り回る犬のごとく喜びます(笑)
さて、今月はどんな星空が見られるでしょうか。

梅雨時のため、数えられるほどしか星空を見上げられないかもしれませんが、今月の注目ポイントは
☆9日前後:金星と惑星が大接近!
☆17日:細い月が木星に接近
☆18日:細い月が金星に接近
☆19~20日:金星がプレセぺ星団に大接近!
です。
金星がプレセぺ星団に大接近する様子は、双眼鏡で見るのがオススメです。日暮れ頃、西の空で輝く金星を双眼鏡で見ると、近くに小さな星たちがパラパラとたくさん見られます。この小さな星たちの集まりは「散開星団」と言い、かに座の「プレセぺ星団」という名前がついています。
プレセぺとはラテン語で「飼い葉桶」という意味があり、カニの甲羅にあたる4つの星の並びが桶、上下の星たちをロバに見立てて呼んだのだそうです。ちなみに、英語では「Beehive(ミツバチの巣) Cluster」なんて呼ばれているとか。

月明かりのない時期には肉眼でもぼんやりと雲のように見られますが、
双眼鏡を持っているという方はぜひ使って観察してみてください。
さあ来月はいよいよ七夕!皆さんは短冊に何を書きますか?
今回は七夕からクイズ…七夕の女の子の星の名前…なんでしたっけ?
A.おとひめ様
B.かぐやひめ様
C.おりひめ様
答えが知りたくなった皆様は、ぜひ四万十天文台の天体観望会へ☆
★前回のクイズの答えは、「A」でした!
北斗七星を有する「おおぐま座」が、悪さをしないよう見張って後をつけるように見えることが由来のようです。
北斗七星の柄杓の持ち手を伸ばしてみると見つけられます。

お問い合わせ
四万十天文台/星羅四万十(宿泊)
- 〒787-1603 高知県四万十市西土佐用井1100
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四万十の今月の星空 ~2026年5月~
西土佐へ移住して今年14年目の星憧(せいしょう)アテンダントが日々の「星」や「星座」に関する情報をお伝えしていきます。
今年は桜が満開の時期に天候と月齢に恵まれず…ちょっぴり悔しい春の始まりとなった谷です。
桜と満天の星の写真は、来春の楽しみにとっておこうと思います。桜満開のタイミングと天候に恵まれますように…
さて、今回からは今月の星空について紹介していきます。

季節はあっという間に新緑の季節!夜空も春の星座たちが空高くに見られるようになりました。
今月の天体観望会では、15日ごろまで太陽系最大の惑星「木星」、21~29日ごろまで「月」をメインにご案内予定です。その他、春の夜空に見られる「二重星」や恒星の集まり「星団」なども、月明かりや天候状況を見ながらご案内予定です。

ちなみに、谷の好きな春の星座は「うしかい座」、好きな春の星はうしかい座の1等星「アルクトゥールス」です。
うしかい座は星の並びが好きで、スタンドにセットされたソフトクリームっぽく見えるからという何とも食いしん坊な理由です(実際の星座絵はおじさまが描かれており、スイーツ要素は一切ありません笑)。1等星「アルクトゥルス」は小麦色のような暖色系の1等星で、今の季節の日暮れ頃、東の空高いところに見つけられます。日暮れ頃の絶妙な空の色と星の色のバランスの良さが好きな理由です。

ところで、この「アルクトゥールス」には「○○の番人」という意味があります。
ここでクイズです!うしかいのおじさまは何の番人でしょう?
A. 今年も問題になりそうなクマ
B. 誰もが見惚れる美しいカンムリ
C. ウシ以外の選択肢いる?
最後まで読んで答えが知りたくなった皆様は、ぜひ四万十天文台の天体観望会へお越しください☆
ホテル星羅四万十・四万十天文台
星憧アテンダント 谷 沙希
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