菩薩形立像(須﨑)

一木作りで彩色が施されている。像の高さは41.5cm。共木の宝冠をつけ、球状の宝髪を載せている。髪や衣は細かい技法を避けて、省略作りとしているが、全体の均衡良く、温和な相貌が藤原期の特徴をよく表している。この仏像は、堂屋の片隅に置き去りにされ、しかも壊れていた。それを昭和48(1973)年、西土佐村文化財調査委員が発見し修復(片腕は発見されなかった)したもの。技の優れた仏師の作といわれている。