星空の街・西土佐で初めて見た夜空

「四万十の天文台がリニューアルするんだけど、運営やってみない?」

 2012年初冬、兵庫県姫路市の公開天文台で嘱託職員として勤務していた私に、そんな話が舞い込んできました。当時、他の公開天文台の正職員募集を探しており、「天文台で仕事ができるならどこへでも」と考えていたため、その話を伺ったときには「じゃあとりあえずお話だけでも…」と、言っていたのですが、そうこうしているうちに面接だなんだと気が付けばとんとん拍子に話が進んでいき、2013年3月には西土佐へ来ていました。

初めて見た西土佐の北斗七星

 西土佐へはじめて来たの日の夜、ある致命的なことに気が付きます。

「北斗七星…どこ!?」

それは、星が多すぎて星座をすぐに見つけられないということでした。これまでの夜空は、街明かりやゴルフ場のナイターの影響で満天の星は見えず、天の川が年に数回、それもうっすらしか見えない空でした。それでも嬉しくて「みなさん、今日は天の川が見えていますよ!」と、案内していたのですが…。星が見えすぎて星座を辿れないとは思ってもみないことでした。西土佐へ移住してから1年かけて各季節の星空で星座を探す特訓をし目を慣らしていきました。西土佐へ来て今春で14年目に突入しましたが、春になると初めて見た西土佐の夜空を必ず思い出します。

郊外で見たさそり座付近@姫路

西土佐で見るさそり座付近の夜空_lnc

満月1週間後~新月3日後の20時、これは夜の早い時間に満天の星が見られる時期です。いよいよ来月より、その月に見られる星空などをご紹介していこうと思います。1人でまったり見上げるも良し、誰かと一緒に見上げるも良し、星空の楽しみ方は星の数だけあります。皆さん自身の星空の楽しみ方を探してみてください☆

天体観望会 20:00〜21:00

毎週水曜日 (臨時休館あり。詳しくはお問い合わせください)