四万十川支流黒尊川 知る人ぞ知る、板橋を渡るキシツツジの川
はじめまして!自然・植物・花を愛し、西土佐に移住してしまった集落支援員の須山美樹です。
その中でも四万十川支流・黒尊川は、透明度が高いことで知られる清流です。例年4月10日から20日頃にかけて、川沿いに水面に張り出すように淡いピンクの花が広がっている場所があります。
4月の西土佐を代表する花のひとつで、岩肌にへばりつくように咲く姿は、四万十川流域ならではの風景です。
今回ご紹介する花はキシツツジです。(画像は2024年4月16日のものです)


ここには今では珍しい板橋があります。
台風で増水のたびに板を外し、水が引けば架け直すその重労働を担っているのが、黒尊川沿いで柚子を育てる農家の酒井邦男さんです。
板橋の作業は台風のたびに大仕事になります。それゆえ、黒尊川で板橋が残っているのはここだけになりました。
酒井さんは退職後、農作業のかたわら20年ほど川沿いの一帯を自分の庭のように手入れしています。重機を使いながら放置竹林を整備し、つるやイバラを刈り、自生する植物を残し、川に降りる道をつけ、誰もが黒尊川に親しめる道を整備しました。

キシツツジが咲き誇るこの風景は、日々の作業の積み重ねです。
「おらのキシツツジを見に来たや」

散策のあとは、近くの宿泊施設「森のコテージ」でゆっくり過ごすのもおすすめです。
黒尊川をそばに感じながら、西土佐の春の夜を楽しんでください。
担当:集落支援員(黒尊川流域)・須山 美樹


