地元のいいモノ、美味しいモノを全国に発信!
西土佐村役場勤務時代、公務員として特産品の販路拡大を進めていた中脇裕美さんが、役場を早期退職し、生まれ育った地元のいいモノ、美味しいモノを全国に発信する山問屋(やまとんや)「四万十の山問屋山間屋」を創業。
営業を続けていくなかで、これからは「地産外商」が重要だと考え、流通しやすい加工品の開発を進め、誕生したのが「四万十ゆずのドレッシング」と「四万十ゆずの焼肉のタレ」です。実は、「地産外商」ということばを初めて世に送り出したのは裕美さんだといわれています。
そして、西土佐でとれた産品を必ず1つは使うこと、素材そのものを活かすことをコンセプトとしたケーキ屋「ストローベイルSANKANYA」を開業。毎月1回、道の駅よって西土佐で開催されるスイーツビュッフェは、定員30人の予約が5分で満席となる人気ぶり。イチオシは西土佐栗のモンブラン!すべて西土佐産の栗を使用したモンブランは栗の風味がとっても濃厚です。 現在は2代目が承継し、地域を衰退させないよう、地域と一緒に事業を続けています。西土佐地域のモノに光を当て、地域が元気になるように、この地域で50年、100年、その先も続けていける企業に成長を続けたいと話してくれました。